調査研究にゃ

猫の医療の歴史を調べて、2か月め(ながっ)
大学、獣医師会、出版社、国会図書館。にもなかった資料を求め、
National Institute of Animal Health (動物衛生研究所)というところに
いきました。

場所は牛久。
早起きして、遠足気分。
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お、馬〜!
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てくてく歩いて図書館へ。
調査・研究のため閲覧を希望いたしやす〜


100年くらい前の書物をめくるから、とにかくホコリっぽい。
ところが作業を続けているうちに、その独特の古い匂いにハマってしまった><
懐かしく、鼻腔をくすぐる。。この郷愁は一体どこへ繋がるのか。
、、それは子供の頃に家族と住んでいた家の、書庫へ続いているのであった。
かつて我が家にあった書庫にも、古い本が沢山あった。
途中で改築して庭に離れみたいに書庫がうつり、隠れ家みたいになった。
学校が苦手で家の人ともケンカばかりだった孤独な子供時代、
自分には居場所がなくて、書庫によく佇んでいた、、
でも書庫にいくまでには、ポンちゃんに会わなければならない。
庭に放たれている自分のうちの犬が、こわかったのだ。
今となっては不思議だけれど。
「ママつないで、つないでー」
そうして、ゆっくり書庫に入ったものだ。
本を読むというより、本を眺めていたのだけど。

図書館で資料探しをしてる間に、
一緒に住んでいたおばあちゃんのことも思い出した。
おばあちゃんは1900年、明治33年生まれ。
おばあちゃんも子供のころ、「まる」という大きな犬を飼っていたと、いってたなあ。
その頃、犬は何を食べていたのかなあ。
医療も進歩したけど、フードも本当に進歩したものだ、、。
明治、大正、昭和のはじめと、狂犬病は凄くおおかったんだよ。
などなど違う部分もつい読むから、調べ物はとっても時間を要したのだよね。
〜〜〜

最初は2、3誌ほど学術誌を調べればすむと思ったものが、
何誌も何誌も枝分かれして、この雑誌でいちばん古い猫の記述はこれ、と
探していく謎解きみたいになっていった。
わからなくなったので、
書き出してみたりした。
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夏休みの宿題みたい。
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大変。
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でも面白かった。
猫の去勢は明治にはもう行われていたのだけど、
その当時の教科書には、
「長靴にいれて猫を保定す」とか書いてある@_@ うにゃあ。長靴かよ!

「去勢することにより、ネズミをとらないようになるのか?それは問題だ」など。
そんな獣医さんたちの投稿を読むと、猫の存在価値はネズミとりだけだったのかと、
しみじみするやら驚くやら、
どこかの奥様が、猫を可愛がっていて、具合が悪いから往診を頼んだという
記述はあるけど、表で飼っているから、病院に連れていく、ということは
ほとんどなかったんだね。 猫の病気の解明が遅かったのも、そうした飼い方などが
影響しているのだろう。。

猫は昔からあたり前のように人の側で生活をしていたけれど
今のような伴侶とは全く違ってた。
犬が近年すごく色々な面で変わったように見えるけど、
猫こそ、人との関係性が激変したんだにゃ!

イヌオちゃん、君はネズミなんて見たら逃げ出すだろうね!
君とこの時代に出会え、ほのぼのくつろげることを
幸福に思うよ。
しばらく床が資料の山だったけど、
もうすぐ片付けるから、待っていてね。
もうすぐいいものも、届くよ!
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by inuorunao | 2006-11-06 03:25
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