きのうテレビで知って、 ハラハラとしながら無事を祈っていた 「崖っぷちわんこ」 どこ?徳島? この前のドッグパークの事件で広島へ駆けつけたように、 思わず駆けつけたくなりました。 でも、自分が何か救出の手伝いができるわけでもなく、 テレビの前で見守るしかありませんでした。 このわんこは、 地上30メートルほどの断崖に とり残されていたのを、先週金曜日に、地元の人が発見。消防署に通報。 犬は野犬で、2匹ほどこの崖に降り、立ち往生し、 1匹は保護できたそうですが、 もう1匹は、救出しにくいところにどんどん移動したということ。 (自力で抜け出せるのではないかという見方が 最初は消防署のほうにもあったようですが) テレビの画面で見てもよくわかる急な斜面。 幅2メートルくらいのブロックが直角に近い感じで連なっている。 土砂崩れ防止で作られたというコンクリの絶壁。 人も簡単には下りれず、救助は難航、、 きのう、犬の転落を防ぐ「ネット」が下に設置された。 「命綱」をつけたレスキュー隊が「網」をもって近づくが、きのうは、救出にしっぱい。 犬は食べず飲まずで、鳴いている。 人に慣れていないうえ、天気もこれから下り坂になったら、、、 どうなってしまうんだろうとすごく心配していました。 今日は9時から再び、消防隊によるレスキューが行われました。 朝からいろいろな番組で、この犬の様子を流していたので、 祈る思いでテレビにかじりついていました。 結局、今日のお昼前11時55分に、、 レスキュー隊員二人が、犬の両サイドから大きな網をはさみうちをする感じで近づけ、 すると、犬は下に、、すべりおち、、下にあった防御ネットに、無事に落下。 犬の救出を伝えるレポーターも、 「助かりました」 犬は防御ネットに落下するまでの間に、少し頭などを打ったようですが、 外傷などない様子。 キャリーにもおとなしくはいっていました。 興奮をおさえるため鎮静剤を打たれたのかもしれません。 無事救出に報道人の山、、、この扱いは「人間の子供」の救出と変わりませんね。 とにかく、命が助かってよかった。 崖から救出されたわんこは、ではこれからどうなるのか。 それが今後、気になるところですが。 画面を通して観ていた獣医師によれば、顔つきからしてまだ若い。 外の生活が長くとも十分に人との生活に順応できるだろうとのこと。 地元の人も救出時に拍手していました。 この犬はこの後、動物愛護管理センターに運ばれました。 メスの、生後6か月前後の犬だそうです。 ホントに若いコだったんだね。 これからワクチン接種し、人に慣れるようしつけるそうです。 少し期間をおき、来年1月にこのわんこの譲渡会を行うという話もあります。 すでに今の時点で40名以上が引き取りたいと名乗りをあげているとか。 よい伴侶を得て新たな犬生を送ってほしいものです。 この犬の運命は劇的です。 もしもこの断崖に立ち往生せず、野犬として山で捕獲されていたならば、、 ここまで多くの方の関心も集まらなかったでしょう。 キケンな場所に迷い込んで助かったことももちろんですが、 強い「運」をもったわんちゃんです。 色々なことを考えさせてくれました。 命の重みを感じることはもちろん、 多くの報道人が駆けつけ、多くの時間を使って大々的に報道する、ということに驚きます。 動物愛護の意識が以前よりずっと高まってきている証拠ですね。 崖っぷち。 このコのように断崖にこそいないけれど、手をさしのべてほしいと鳴いてる「崖っぷち」の犬や猫は、じつは世の中のいろいろなとこに、いっぱいいるんだよね、、 抽選にもれてこの犬を引き取ることができなかった方は、じゃあいいやといわず、 他でレスキューされたり捨てられて新たな家族を孤独に待ち、でも日が経ち 明日はもう処分かも、、という崖っぷちの運命のわんこたちを、ぜひ、ひきとってほしいな、、、
by inuorunao
| 2006-11-22 13:57
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