わんわんクラブ2
きのうに続き、「わんわんクラブ」の紹介です。
久々にうちのママがまじめなルポをしてきたので、
聞いてあげてにゃ。
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宮崎県の宮崎西小学校で、放課後月2、3度おこなわれている「わんわんクラブ」。
教育課程の部活動として、昨年春よりとりいれられました。

団地が多く、犬にさわったことのない子どもたちが多いので、
犬と飼い主さんが学校を訪れて、子どもとふれあってもらおう
という主旨ではじめられました。


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教室に来るわんこの中には、大きなシェパードもいます。
団地でわんこを飼えない女の子は、このシェパードがとくに好き。
この日は、シェパードの「あん」をモデルに、一生懸命、絵を描いていました。


「あんちゃん、いつも学校にきてくれてありがとう!」
「どういたしまして、あたしも楽しいわん」
何度も会っていて、心の距離が、近いんです。
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この部活動を支えるのは、県内の動物病院のスタッフです。

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スタッフの中心である綾部さんは、元小学校の教員。そして、
動物病院に嫁いで、犬のしつけのインストラクターになりました。

わんわんクラブの「きっかけ」は、、、
「かむ犬や、吠えるワンちゃん等、問題を抱える犬がたくさんいて、犬のしつけの
大切さを目の当たりにしたんです。と同時に、様々な少年犯罪が起きて、
子どもの教育についても、深く考えるようになりました」

そんなとき、綾部さんの動物病院の犬が、「子どもに鉛筆で刺される」
という事件がおきたそう。

「子どもが『優しい気持ち』で動物に接するようになるのは、どうしたらいいか、
考えたんです。それで、普段犬たちに触れる機会のない子たちと犬が、
ふれあいの場をもてる時間を、幼稚園や学校で、作っていったんです」

動物にふれて、「あったかい」と感じることが、
言葉以上になによりも大切なんですね。
だって日本の2割の子が、命はリセットできる、
と思っているんですって、、

東京でも現在、いくつかの公立小学校で「総合学習」などの授業内に、
わんちゃんとのふれあいをとりいれています。

私立の立教女学院小学校では、犬が訪問するのではなく飼育されています。
先生が毎日犬とともに「登下校」しているんです。授業や運動会や遠足にも、
犬が参加するそうです。
いろいろなことに自信を持てなかった子が、リードを上手に持って散歩をできたことで、
生き生きしたり、ずいぶんと変化があったそうです。


学校にわんこがいるっていうだけで、和みますね。

ある精神科の先生が、こうした「動物を介在させた教育」について、
大切なことを話してくださいました。

「犬がすべてを解決する、ということではなくて、大人の意識も大事なんですよね。
子どもは犬だけでなく、犬を連れた人の表情をみてる。
『動物を愛する大人』が、子どもを変えていくんだと思いますよ」

このお話は、今週号の「週刊朝日」(朝日新聞社)に
特別ルポ 「わんちゃんが学校へやってくる〜犬から子どもたちが学ぶ命の重さ〜」
として、寄稿させてもらっています。
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これからも、人と動物のつながりについて、考えていきたいと思います!!
ルナとイヌオに、励まされながら、、、
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by inuorunao | 2006-02-21 16:43
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