粘土など生産発売するホビー会社オーナーから、 「ペットの肉球の型をとる粘土を商品化したいけど どう思う?」と相談されたことがありました。 肉球は大好き! いつも、ぷぶぷに触ったり、眺めたりしている。 自分の家の子の肉球の型をとるのは、記念になるし、おもしろいなあと思い、 試作品を手伝いました。 粘土の固さのカクニンをしたり、色を決めたり、、 固すぎると型がうまくとれず、やわらかすぎると足の裏に粘土がくっつく、 で、試作、試作、、次々に粘土が送られてきました。 凹と、凸の「二種」の粘土で、足型をとるのです。 最初に、粘土の上に足をのせて、へっこんだ型をとる。 ここに、また粘土をかぶせて、でっぱりを写し取る。 「犬の生活」や通販で肉球と写真立てのセットをみかけたことがありますが、かなり 高いので、簡単にリーズナブルに取れる肉球セットを目指していました。 作って飾るだけでなく、アクセサリーやキーホルダーにしたり、、、 何度もお試ししてみたところ、 ゴールドや、シルバーの色の肉球型はなかなかゴージャスでかわいかったです。 実際に黒い肉球の子が、粘土でピンクの肉球になったりすると、肉球版の着替えみたいだし。 でも、結局この企画はストップしたまま。。 問題は、 (一度乾燥させてそこにさらに粘土をかぶせる)ので、時間がかかることでした。 最初の粘土が乾くのに1日くらいかかる。だから結局は2日以上かかる。 オーナーは、ペットイベントやペットショップで実演販売したかったらしく、 乾いてから後でまた取りにきてもらうのは大変か、、ということになったのです。 おうちで楽しむ用でも、十分にいいかなとも思ったのですが。 ちょっとコストもかかる。 それと、猫によっては、肉球の厚みがなくて、 きれいに型が取れにゃいこともあるんです。 (ぼっこりうまくとれる肉球と、とれないものがある) 足を粘土に乗せて型をとるとき、力を加えすぎて、 ぐにゃりと粘土がつぶれることもある。。 (わんこの場合はぱくっと食べてしまうことも、、←無添加ですが注意が必要) そんなこんなで、「幻」の肉球グッズとなりました。 (心の中ではまだあきらめていないんですが、、、) クロが元気な時にもいっぱい型をとったので、記念にもなりました。 眠ったままの、幻の「肉球」グッズのお話でした。 かわいいと思うので、にゃんとか、したい!とマジで思っています。
by inuorunao
| 2006-05-01 23:41
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